2020年度比較眼科学会総会におきまして第16期の新役員が承認され、新組織が立ち上がりました。
安部勝裕前会長の後任として,本学会の会長を務めさせていただきます。
何分にも未熟の身ですので,これまで以上に,学会員・役員の皆様のご協力・ご支援を賜りますようお願い申し上げます。
COVID-19は社会に大きな変化をもたらしました。
テレワーク及びオンライン会議等のリモートの利用が推進され、私たちの暮らし方、働き方が大きく変化してきています。
本学会の運営にも例外なく、COVID-19は影響をもたらしました。
7月に開催予定であった年次大会は中止となり,これまで年次大会会期中に開催していた比較眼科学会総会もオンライン開催となりました。
COVID-19の影響がいつまで続くかについては不透明なところではございますが,このパラダイムシフトの予兆とも言えるタイミングは,新たな手法の導入を試みるチャンスでもあると考えられます。
これまで本学会の礎を築かれた諸先生から引き継いだ方法を守りながら変えていく,すなわち,「不易流行―いつまでも変化しない本質的なものを忘れない中にも、
新しく変化を重ねているものをも取り入れていくこと」を実践していくことが,これから本学会に求められていると考えられます。
本学会としても、学会が何をなすべきかを検討して具体施策につなげていきたいと考えています。
前期役員下では,学会ホームページのリニューアル,比較眼科研究の電子化,学会イベントの電子登録化等,オンライン化が進みました。
第16期新役員も、学会活動をこれまで以上に活発化するためにさらなるオンライン化を進め,国内及び海外学会との交流も深め,リモートのメリットを最大化する方法を見極めている所存です。
第16期新役員一同は引き続き本学会のさらなる発展に邁進していく所存でございます。ご協力のほどお願い申し上げます。
2020年8月吉日
第16期比較眼科学会会長
佐々木正治
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